神戸市中央区元町通5-4-3
1 コストへの挑戦 仕上げだけでなく、プラン、構造からリーズナブルなコストを本質的に追求します。
最近の実績では坪単価65万~70万(税込)が多いです。(ローコスト版の場合)
2 狭小敷地・狭小住宅 どんな敷地も活かされるのを待っています。
敷地18坪、建物30坪3階建ての例も
3 リノベーション 単に素材を更新するだけでなく、新しい空間価値を提供します。
単なるリフォームと違って坪単価50万を超えることもあります。
4 健康な住宅 自然素材と断熱性能の向上等を配慮します。
自然体(きなり)で爽やかな建築になります。
5 自由な構造対応 ニーズに合せて木造、RC造、S造から選択可能です。
構造が変わればプランも変わり、新しい可能性が広がります。
[1] シンプルなのに豊かな空間
1 シンプルなプランを目指します。
・・・使い勝手が拡がる・・・
プランをあまり複雑にせず、シンプルにした方が使い勝手に幅が出ます。つまり多様な使い方が出来るのでライフスタイルの変化にも対応し易くなります。その結果、楽しみの多い生活が出来るという事です。ここでシンプルとは主に考え方を指しています。単に四角い箱という意味だけではありません。つまり余分な飾りが無いとお考え下さい。
・・・リーズナブルコストになる・・・
プランも形もシンプルな程、建設費は相対的に下がります。つまりローコストになります。余裕の出来た分を、他のこだわりへ廻せます。
・・・飽きが来ない・・・
住宅に飽きるとはどういうことかピンと来ないかも知れませんね。ファッション等の持ち物では容易に想像出来ますが。完成してしばらくは家へ帰るのが楽しみだったり、休みの日も家にいる時間が長いという時期もあるでしょう。逆にそういう気分が無くなれば、それが飽きるということではないでしょうか。いつまでも自分の家に愛着を持って完成時の気持ちを忘れずに、色々工夫して住まいをより楽しく時間とともに重ねていく。それが飽きないということではないでしょうか。
2 素材の持ち味を活かす。
出来れば自然素材をその味わいのまま使いたいと考えています。コストや性能の関係でそうではない素材(工業製品等)を使うにしても、その本来の表情を隠さず、引き出してやりたい。つまり、生成り(キナリ)の空間です。現在の建築材料の中には石でもないのに石風だったり、タイルでもないのにタイルの模様がプリントしてあったりします。それはつまるところ媚びた表現と言えるでしょう。そうではなく、「ありのままに、素直に」を目標としています。その結果住まいは健康で自然体のありようとなります。
3 自然(外部空間)との関係を重視する。
建築とりわけ住宅は外部空間無しでは存在出来ません。一般的に小規模住宅、特に狭小な敷地の場合等、外部空間は敷地の残りとして扱われていないでしょうか。当事務所ではどんなに狭い敷地でも外部空間の取り方、位置等によってもっと濃密に内部空間と関わる構成を目指しています。具体的には庭(中庭、坪庭等々)やルーフテラス・バルコニーを工夫をこらして有効に配置すること等です。人は自然によって最も癒されると考えるからです。
[2] 量産ではなく手作りで
特に注文住宅の場合は敷地の違い、ライフスタイルの違い、予算の違い、好みの違い、そして個性の違いがあり、1軒として同じものはありません。つまり、パターン化して量産に対応するのが難しいのです。またお客様の個性に合わせて作業をするということは打ち合わせの仕方つまり、接し方も相手によって多少変化するということです。これは重要なことですが、一方で結構大変なことでもあります。同時に多くの個性と接することには自ずから限界があると思います。つまり、人間のパワーに限界があるのなら、多くの相手に分割するより、少ないお客様に注力した方が、良い結果が出るのは自明と言えます。
[3] 押し付けでなく、ニーズの掘り起こし
作品つくりを優先するあまり、お客様の希望は二の次、三の次となっている建築家も結構見受けられます。その結果、不満が残り、悩んで第三者に相談したり、あるいは後悔されている方もおられるようです。当事務所では 「まず、お客様のニーズありき」 です。もちろん難しいニーズもありますし、互いが矛盾するニーズもあります。それらを解きほぐし結果として最も良いあり方を提案するのが最大の務めだと認識しています。
[4] 厳しい条件ほど、面白い
1 敷地が・・・狭い、変形している、高低差がある
一般の方は想像しにくいかもしれませんが、訓練されているプロの設計者の手によって、予想もしなかったプランや形が出て来ます。当方この点では最も得意とするところでもあり、むしろ極論すれば、条件が厳しいもの程、傑作と言うか良いものが出来る可能性があると信じています。つまり、今までに無い何か新しいものが出来ることへの期待と言うか。 だから面白いのです。
2 予算が・・・あまり無い。
多くの実績に基ずき、コストコントロールには自信があります。コストの構成要素を熟知しているからです。またVE(バリュー・エンジニアリング)リーダーの試験にも合格し、コストと機能の関係を科学的に追及する姿勢を身につけています。これまで高級住宅から一般住宅まで、予算と見積りが合わない物件を数多く解決して建設を実現して来ました。
3 スケジュールが・・・あまり無い、迫っている
この点については少し事情が違います。当事務所はアトリエなのでいつでも突貫でやりますとは決して申しません。住まいの設計は出来ればお客様とじっくり話し合いながら、進めた方が良いものが出来ることを確信しているからです。しかしタイミングが合えば比較的短期で設計することも可能なので、御相談下さい。
[5] リーズナブルな設計料
・・・人は誰でも予算より、高い期待値を持っている・・・
家づくりを考えているお客様は予算に不安を持たれている反面、その予算以上の価値を求めています。これは人間の心理として当然のことでしょう。しかもこれは工事費に限ったことではありません。設計料についても同じことが言えます。
設計事務所に依頼したことの無い方がほとんどな訳ですから、住まいが完成した時に初めて設計料の有意義さを実感される場合が多いようです。お客様にとっては工事費も設計料も予算の一部ですから、その思いを良く理解している当方としては、何とか多くの方のご期待に応えたいと考えています。その結果、設計料の設定を標準より低めにしています。