建築家・設計事務所と家創り/兵庫県神戸西宮明石・田崎設計室

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住宅・建築論

住まいと方位

住宅の方位

日当たりはもちろん景色も大事?

読売新聞のアンケートによると、南向き以外の好みも結構多いと言う報告が面白い。要約してみると。

まず方位そのものへの関心は
とても気になる(27.5%)
やや気になる(35.2%)
あまり気にならない(21.3%)
まったく気にならない(16.0%)となり
多くの人が気にしていることが分かる。

更に南以外の好みの中身は
1位:東向きがいい(229人)
2位:西向きがいい(60人)
3位:北向きがいい(17人)となっている。

南向き以外では東向きが圧倒的に多い。ではその理由は
「午前中の日当たりが良く、朝型の生活になる」(40代・女性)
「朝日が入ってきて、さわやかだから」(40代・女性)
「午後は日陰になり、夏は1番暑い時間に直射日光を防げる」(20代・男性)
それなりの説得力があります。

私が普段住宅の計画をしながら必ずしも南向きではない提案もたまにある要因として景色・眺望
があるが、残念ながら調査の項目には出ていなかった。
どちらをメインの方位にするかで実はプランは全く変わってしまう。
大変興味深いテーマですね。

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意識と空間

空間を意識する時

UFO ?

普段私達は空間の中で生きているのに空間を意識することは余りありません。
建築物や構築物の中に入った時初めてそれを意識することが多いようです。
特に天井が高かったり、奥行きが深かったりと変わった空間の中ではなおさらです。

何も建築物に入らなくとも世界が3次元であり、また無限に広がる宇宙へとつながることに
変わりはないはずですが。
つまり空間を区切ることで人間の意識は敏感になるのでしょうか。

プラン作成で少し疲れた頭でそんな他愛も無いことを考えている自分に気づきました。

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空間の誘惑

うねる空間

力強い曲線が大きな空間を支配しています。

大きくうねる空間ですね。
ダイナミックな空間に包まれると高揚感を覚えます。
何か魅かれるものがあります。

誰か暴れている?

大きな空間で気持ち良さそうですね。

こちらはねじれて曲がっています。ダイナミックです。
その刺激のせいか暴れて飛んでいる人(宇宙人?)がいました。

確かに空間には人の心を動かす力がありますね。

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ゲーリー展へ行って来た

直行座標軸と自由曲面

とに角、ねじれている。

 

廃墟のようなビル?

何階建て?

フランク・ゲーリーと言えば今や脱構築主義建築の旗手とみなされています。
あの曲がったり、ねじれたり、とに角普通の四角い建築ではないと言えば分かり易いでしょうか。
会場はそんな模型で一杯でした。

図面より先に模型を造り、その各ポイントを3Dスキャナーで読み取って、デジタルに図面化する手法
を編み出したとか。彼はソフトウェア技術にも精通し、モデリングと構造解析を行い、建築として解決す
るそうです。凄いですね。

でも異形の模型群ばかりの中、逆に全部が同じに見えてしまうような不思議な感覚にとらわれました。
そしてふと思いました。これから彼はどこへ行くのだろうかと。そして私達をどこへ誘ってくれるのかと。

 

膨大なプロジェクト

pcが並んだオフィスとはまるで違う! ここは工場?

 

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都会にも秋の気配

ビルと自然

都市に寄り添う秋がそこまで

すっかり秋めいて来ました。
ビルの周りの樹木が紅葉すると人工物と自然の共存を
特に意識します。

その対比を美しく感じるのは人間の本性なのでしょうか。
だから人は都市を限りなく増殖させる。
一方で自然への渇望もある。

そこにある優しい感性だけは大事にしたいと思っています。

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光と陰

光と陰

微妙がいい

世界は光と陰で成り立っています。
当然、建築も光と陰の世界。
写真を撮る時もパース(透視図)を描く時も
それを最も意識します。

特に微妙な陰影が好きです。
世界を柔らかく包んでくれます。
日本の感性ですね。

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居間再考

living

居間をもう一度考える

住宅において、居間は最も大きな空間であり、住まいの
構成要素としても主要な場として意識されています。

しかし、かつてそれなりの日本の住まいには応接間があり、来客は
そこで対応しましたし、また家族の団欒の場は茶の間でした。
つまり居間は無かった!
生活がパブリックとプライベートに分離されていました。
いわゆるハレとケ。

現在は(面積的制約もあり)客も居間へ請じ入れフレンドリー
に対応しています。
多くの場合、居間と食堂は連続しているか同一空間です。
食事をしたり、一緒にテレビを見て団欒の時を過す。

しかしこのパターンは今後も普遍的と言えるでしょうか。
家族の構成や年齢により様相は随分違ってきているように思われ
ます。
現代は核家族というより、更に一歩進んで単に個人が集合し
ているだけのような状況では。
インターネットや携帯の普及で家族を経由せず、個人と個人
が、そして個人と社会とが直接繋がっている現代。
家族個々人のライフスタイルの違いにより食事も一緒とは限りません。
また単身者世帯が相当増えているという現実。

家族の団欒はもはや幻想かも知れない。
(私個人は色んな意味で団欒は必要と考えています。例えば
コミュ二ケーションの問題。最小単位としての家族を通し
て訓練が出来て初めて、社会でもスムーズに出来るように
なると思うから)
こう考えてくると居間の役割そのものをそろそろ見直す必要
があるのかも知れませんね。

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大きな花

ボタンの花

家の中で見ると特に大きく感じます。

家人が知り合いから花を頂きました。

びっくりする位とても大きな花です。多分ボタンと思います。

念の為に調べて見ると、「言葉では実態の掴みにくい植物で、掛け合わせた園

芸品種もあり、総称としてボタンと言う。」とあります。

つまり厳密には色々あると。また同じような花にシャクヤクがあります。

ボタンが「木」であるのに対してシャクヤクは「草」として扱われるそうです。

専門家と我々一般人の認識はかくも違う!

逆に私の専門の建築でも同じようなことがあるはずですね。

それを十分理解して仕事をする。納得です。

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海外ウエブマガジン

ウエブ・マガジン

ドイツのマガジンです。

突然ですが、ドイツのウエブマガジンに当事務所と作品が掲載されました。

作品は当方任せなので、全体としてあるレベルに達しているということでしょうか。

いやそう受け止めておきます。この際。うん

でも有りがたいですね。

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シンプルって難しい

あれっ

だんだん慣れてくる

うん?

えっ!

でも慣れてくるとこれでいいようにも思えてくる。

では最初の違和感は何?

シンプルに表現する程、難しいってことかな。

建築デザインも同じです。

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設計プロセスとは

立面の検討

多くのアイデアが出ても1つに決めなければいけない。

設計のプロセスは一言で言うと行きつ、戻りつ。

立体的に表現すると円錐状にスパイラルを描き、いつか一点に収束する。

その頂点が最終案であり、設計家の答えということになるのだろうか?

でも実際はそれでも何かがかすかに残るとでもいうような感覚も結構ある。

頭の中の空間で弱くかすかに明滅するような・・・。

それほど、空間を自在に思い描くことは難しい。

一方でその喜びの為に今日も頑張ります。

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心を映す

映す

他者を映す、心を映す

最近お客様との打ち合わせが続いた。リフォーム、新築住宅、2世帯住宅と内容は違うが、気づいたことが一つ。
相手の何気ない言葉の中に、重要な要望が含まれているということ。
何故か。

建築に素人のクライアントは遠慮して言っているかも知れない。
あるいは夫婦であっても実は意見の違いがあり、その時は相手に合わせているだけかも知れない。
ましてや建築家と言ってもいわゆる他人に初めから全てを話せる訳が無い。
等々・・・。

実際何度か話合ってる内に後で気づくことが多々ある。
今こそ聞き出す力、引き出す包容力が必要だろう。
その為には自己主張が強い(いや決して弱くてはいけないのだが)建築家こそ一旦、自己を捨てることが案外近道なのでは・・・

等と考えた。

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ドイツ・アール・ヌーボーの残影

アール・ヌーボー風

全てが柔らかい!

昨日親戚が関西に来たので、ついでに神戸まで足を延ばしてもらった。
時間があまり無かったので、神戸観光として近くの北野を案内。

異人館巡りの中で、これは風見鶏の家の内部。ドイツ人建築家の手によるもの
だが、当時の新しい息吹を感じさせる。
どちらかと言えば無骨なドイツのデザインに装飾的な華やかさが混じっている。

普段はシンプルなモダンを追求しながら仕事をしていますが、たまにこういう
ものを見ると、少し新鮮ですね。

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モネ風の景色

池は鏡

空を映す

水面は鏡の様に空を、周囲の風景を映し出し、新たな景色を作り出す。
思わずモネの絵を思い出した。

写真はそのものの持つ美しさがあり、人はそれを引き出してやればいい。
対して建築は何も無いところからあくまでも自分の頭の中からのみ作り出す産物だ。

いつやっても難しい。
でも喜びがある。止められません。

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風景写真と建築

切り取る

切り取る表現

 

写真で風景を切り取るとはよく使う表現です。

逆に私は建築設計を通して風景・景観を展開したいと考えています。

逆のベクトルのようですが、そこには相通ずるものがある気がします。

例えば時代の気分をを表現するとか、美しさを提示するとか、社会への共感をさぐっていくとか・・・。

難しいことですが、考えないよりいいと思います。

 

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