建築家・設計事務所と家創り/兵庫県神戸西宮明石・田崎設計室

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住宅・建築論

物と空間

シンプルな住い

センスと強い意志でコントロール

昨年までにやった住宅を見直しながら思ったこと。

微妙だが、断捨離でもなく、ミニマリストとも違う。

(共に普通の人には、私も含めて、無理がある)
しかしシンプルに暮らしたい、提案もしたい、と思う。

住いは安らぐ空間が第一で、物はその次。
物が主でその為に空間があると考えるのは、少なくとも私は
違うと思う。

では収納を増やせば空間はスッキリするか。
多分そうではない。
何故なら収納を増やせば増やすほど、物は増々増える。
結局シンプルな住まい方にはならないことは容易に想像出来る。

要は空間と物のバランスこそが重要だと分かる。
このバランス感覚を大事にすることがセンスの良い住まい方と言えるのではないか。
もちろん言うは易しですが・・・。

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見えない要望

鋭さと柔らかさ

心象風景

先日建替え住宅のクライアントが事務所に来られた。
前回提示いただいた詳細な要望事項に対応した新プランに
ついて話し合った。

ご要望に概ね対応していると自負して臨んだ打合せだったが、
クライアントの反応もそれに近いと感じた。

ただ書いてない項目は未だ表面化していないだけで、今後も丁寧な対応
が必要だと思った。

住宅の設計は多くが似たようなもので、遠慮されているクライアントの心
をほぐし、出来るだけ本音、わがままを早めに表明していただく事が
良いプランになる早道だと、いつものことながら確信した次第である。

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建築と叙情

叙情としての建築

そこに見ているものはもっと違う?

建築を考える時、いつも思うことがある。
建築にとって必要な機能・性能を備えることはもちろんだが、
それが結果として叙情性を湛えるものであればなおいいと。

我々は常にコストと敷地や法の制約の中で
必要条件としての前者を得る為に格闘している。

しかしそれだけでは満足出来ない。
リリシズムが欲しい。
建築家はちょっと贅沢なのです。

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新国立と形の意味

新国立2案

法隆寺か縄文文化か

形の持つ意味。あるいは形が人間の心理にどのような作用を及ぼすか、普段から興味を持っています。

ところで話題の新国立の2案対決。早速結果発表となりました。

発表時は提案者自身がAは法隆寺、Bは縄文文化と言っていたそうですが、
その後、専門家を含めての鑑賞者は色々と申しています。私もそうですが。

上品なところではAは五重の塔、Bは御柱(諏訪大社)。

大衆的なところではAはハンバーガー、Bは寿司、とか。

どうやら人は自分の関心の範囲内でイメージしているようで・・・。

しかしこのように建築が一般の人々の間で話題にされることは大変良いことだと思います。
日本の建築文化も深まると考えます。

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住まいと方位

住宅の方位

日当たりはもちろん景色も大事?

読売新聞のアンケートによると、南向き以外の好みも結構多いと言う報告が面白い。要約してみると。

まず方位そのものへの関心は
とても気になる(27.5%)
やや気になる(35.2%)
あまり気にならない(21.3%)
まったく気にならない(16.0%)となり
多くの人が気にしていることが分かる。

更に南以外の好みの中身は
1位:東向きがいい(229人)
2位:西向きがいい(60人)
3位:北向きがいい(17人)となっている。

南向き以外では東向きが圧倒的に多い。ではその理由は
「午前中の日当たりが良く、朝型の生活になる」(40代・女性)
「朝日が入ってきて、さわやかだから」(40代・女性)
「午後は日陰になり、夏は1番暑い時間に直射日光を防げる」(20代・男性)
それなりの説得力があります。

私が普段住宅の計画をしながら必ずしも南向きではない提案もたまにある要因として景色・眺望
があるが、残念ながら調査の項目には出ていなかった。
どちらをメインの方位にするかで実はプランは全く変わってしまう。
大変興味深いテーマですね。

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意識と空間

空間を意識する時

UFO ?

普段私達は空間の中で生きているのに空間を意識することは余りありません。
建築物や構築物の中に入った時初めてそれを意識することが多いようです。
特に天井が高かったり、奥行きが深かったりと変わった空間の中ではなおさらです。

何も建築物に入らなくとも世界が3次元であり、また無限に広がる宇宙へとつながることに
変わりはないはずですが。
つまり空間を区切ることで人間の意識は敏感になるのでしょうか。

プラン作成で少し疲れた頭でそんな他愛も無いことを考えている自分に気づきました。

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空間の誘惑

うねる空間

力強い曲線が大きな空間を支配しています。

大きくうねる空間ですね。
ダイナミックな空間に包まれると高揚感を覚えます。
何か魅かれるものがあります。

誰か暴れている?

大きな空間で気持ち良さそうですね。

こちらはねじれて曲がっています。ダイナミックです。
その刺激のせいか暴れて飛んでいる人(宇宙人?)がいました。

確かに空間には人の心を動かす力がありますね。

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ゲーリー展へ行って来た

直行座標軸と自由曲面

とに角、ねじれている。

 

廃墟のようなビル?

何階建て?

フランク・ゲーリーと言えば今や脱構築主義建築の旗手とみなされています。
あの曲がったり、ねじれたり、とに角普通の四角い建築ではないと言えば分かり易いでしょうか。
会場はそんな模型で一杯でした。

図面より先に模型を造り、その各ポイントを3Dスキャナーで読み取って、デジタルに図面化する手法
を編み出したとか。彼はソフトウェア技術にも精通し、モデリングと構造解析を行い、建築として解決す
るそうです。凄いですね。

でも異形の模型群ばかりの中、逆に全部が同じに見えてしまうような不思議な感覚にとらわれました。
そしてふと思いました。これから彼はどこへ行くのだろうかと。そして私達をどこへ誘ってくれるのかと。

 

膨大なプロジェクト

pcが並んだオフィスとはまるで違う! ここは工場?

 

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都会にも秋の気配

ビルと自然

都市に寄り添う秋がそこまで

すっかり秋めいて来ました。
ビルの周りの樹木が紅葉すると人工物と自然の共存を
特に意識します。

その対比を美しく感じるのは人間の本性なのでしょうか。
だから人は都市を限りなく増殖させる。
一方で自然への渇望もある。

そこにある優しい感性だけは大事にしたいと思っています。

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光と陰

光と陰

微妙がいい

世界は光と陰で成り立っています。
当然、建築も光と陰の世界。
写真を撮る時もパース(透視図)を描く時も
それを最も意識します。

特に微妙な陰影が好きです。
世界を柔らかく包んでくれます。
日本の感性ですね。

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居間再考

living

居間をもう一度考える

住宅において、居間は最も大きな空間であり、住まいの
構成要素としても主要な場として意識されています。

しかし、かつてそれなりの日本の住まいには応接間があり、来客は
そこで対応しましたし、また家族の団欒の場は茶の間でした。
つまり居間は無かった!
生活がパブリックとプライベートに分離されていました。
いわゆるハレとケ。

現在は(面積的制約もあり)客も居間へ請じ入れフレンドリー
に対応しています。
多くの場合、居間と食堂は連続しているか同一空間です。
食事をしたり、一緒にテレビを見て団欒の時を過す。

しかしこのパターンは今後も普遍的と言えるでしょうか。
家族の構成や年齢により様相は随分違ってきているように思われ
ます。
現代は核家族というより、更に一歩進んで単に個人が集合し
ているだけのような状況では。
インターネットや携帯の普及で家族を経由せず、個人と個人
が、そして個人と社会とが直接繋がっている現代。
家族個々人のライフスタイルの違いにより食事も一緒とは限りません。
また単身者世帯が相当増えているという現実。

家族の団欒はもはや幻想かも知れない。
(私個人は色んな意味で団欒は必要と考えています。例えば
コミュ二ケーションの問題。最小単位としての家族を通し
て訓練が出来て初めて、社会でもスムーズに出来るように
なると思うから)
こう考えてくると居間の役割そのものをそろそろ見直す必要
があるのかも知れませんね。

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大きな花

ボタンの花

家の中で見ると特に大きく感じます。

家人が知り合いから花を頂きました。

びっくりする位とても大きな花です。多分ボタンと思います。

念の為に調べて見ると、「言葉では実態の掴みにくい植物で、掛け合わせた園

芸品種もあり、総称としてボタンと言う。」とあります。

つまり厳密には色々あると。また同じような花にシャクヤクがあります。

ボタンが「木」であるのに対してシャクヤクは「草」として扱われるそうです。

専門家と我々一般人の認識はかくも違う!

逆に私の専門の建築でも同じようなことがあるはずですね。

それを十分理解して仕事をする。納得です。

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海外ウエブマガジン

ウエブ・マガジン

ドイツのマガジンです。

突然ですが、ドイツのウエブマガジンに当事務所と作品が掲載されました。

作品は当方任せなので、全体としてあるレベルに達しているということでしょうか。

いやそう受け止めておきます。この際。うん

でも有りがたいですね。

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シンプルって難しい

あれっ

だんだん慣れてくる

うん?

えっ!

でも慣れてくるとこれでいいようにも思えてくる。

では最初の違和感は何?

シンプルに表現する程、難しいってことかな。

建築デザインも同じです。

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設計プロセスとは

立面の検討

多くのアイデアが出ても1つに決めなければいけない。

設計のプロセスは一言で言うと行きつ、戻りつ。

立体的に表現すると円錐状にスパイラルを描き、いつか一点に収束する。

その頂点が最終案であり、設計家の答えということになるのだろうか?

でも実際はそれでも何かがかすかに残るとでもいうような感覚も結構ある。

頭の中の空間で弱くかすかに明滅するような・・・。

それほど、空間を自在に思い描くことは難しい。

一方でその喜びの為に今日も頑張ります。

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